調律・修理

ピアノは大切に扱うと長く楽しく付き合うことができる楽器です。

いくら良い材料を使っているピアノでも、楽器として十分使えるだけの調整が行われていなかったり、
お部屋の中で不快感を与えるような外観であれば、古くて使えない家具と同じような扱いになり愛着も薄れ、
ピアノと楽しく過ごす事はできません。

当社ではそのようなピアノでお悩みの方のために、ピアノリニューアルをお勧めしております。

主にピアノの寿命に関係してくる項目(調律、クリーニング)をご紹介いたしますので、
お客様が必要なメニューとご予算のバランスを考えてご検討ください。

調律

1台のピアノには約230本の弦が張ってあり、1本あたりの張力は70~80Kg(大人が1人ぶらさがっている状態)、 全体ではなんと16~20tもの力がかかっていることになります。

その為、張ってある弦は自然と伸びてきて音は下がっていきます。
しかし平均的に全体で下がってくる為、お客様には音の狂いに気付きにくく、目で見える物でもない為、調律が必要であるという事を見過ごされている方が多い様です。
(※調律を長い間されていないとその年月の分だけ確実に音は狂っています。)

修復幅が少ないほど後の狂いも少なくて済みます。調律師が定期調律を勧めるのもこのような訳があるからです。
ピアノには定期調律は必要なのです。

調律作業工程

①このような道具で
調律を行います。
②上部パネル、鍵盤ぶた、
マフラー(弱音装置)をはずし、
このような状態にします。
③調律のお時間は、状態によっても
変わってきますが、1時間から
1時間半が目安です。

修理

ピアノの3敵

湿気
ネズミ

長い間使われなかったピアノに出る不具合の主な原因は
湿気・ネズミ・虫によるものが殆どです。

ピアノの敵.その1 <湿気>

鍵盤を押して、弦が音を出すまでに5回の円運動がピアノ内部で行われます。
円運動の中心には、クッションと摩擦ロス軽減のために、クロス(フェルトを織ったもの)が巻かれています。
これが湿気を含んで膨らみ、動きが悪くなります。これをスティック(STICK:止まって動かないの意)といいます。

代表的なのは2つ、ハンマースティックとキースティックです。ピアノの内部をのぞきながら、左のペダルを踏んで、ゆっくり離したときにハンマースティックがおこります。
軽度のものだと潤滑剤で直る場合がありますが、重症のものは部品交換ということになります。
キースティックは鍵盤が下がったまま上がらなかったり、上がってもゆっくりだったりするもので、これは調整で直る場合が多いです。

正常
ハンマースティック

ピアノの敵.その2 <虫>

ここでいう「虫」とは、衣服に付く虫のことです。虫の被害はピアノ全体に及びますが、とりあえず重要なのは鍵盤回りです。
鍵盤を目の高さで見たときに、まっすぐに並んでいなかったら、鍵盤下のバランスパンチングやフロントパンチングが食べられています。
いずれにしても、進行状況で修理内容もかなり幅があるので、ご相談しながら見積りさせていただきます。

キーカバーに虫がついている。
食われている。
鍵盤が粉っぽくなっている
鍵盤が真っ直ぐ並んでいない
害虫に食われたバランス
パンチングクロス
害虫に食われたフロント
パンチングクロス

ピアノの敵.その3 <ネズミ>

ネズミの行動パターン

  • ペダルの隙間からピアノの内部に入り込む
  • 弦を駆け上がる
  • 鍵盤の下に巣を作る
  • 子供を産む
食べるものもほぼ決まっていますが、ところ構わずオシッコをするので、弦にかかるとそこから切れることがあります。
ピアノを分解してみないと被害が分からないことが多いので要見積りです。
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あの楽器も月々5,000円 スルガ銀行
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